サウナ温度 | 約90~92℃ | 4 |
水風呂 | 18℃ | 3 |
外気浴 | なし、専用ラウンジあり | 3 |
清潔度 | 4 | |
総合ととのい度 | 3.5 |
こんにちは、サウナビ2号です。
先日、東京出張の時にはじめて帝国ホテルのサービスアパートメントに1泊することができました!
もちろん、目的は宿泊以外にサウナを体験すること…(笑
日本を代表するホテルのサウナということでいささか緊張しながら体験してきましたが、特別な設備はないものの、高級ホテルならではのホスピタリティと快適さで満足いくサ活を堪能させていただきました!
どんなところか気になる方はぜひご覧ください!
帝国ホテル東京のサウナ・大浴場とは?
帝国ホテル東京のサウナは、ジムやプールなどを備えた内部施設「フィットネスセンター」の中にあります。
フィットネスセンターは、帝国ホテルの本館ではなく、タワー棟の20階にあり、入場できるのは宿泊者とその同行者に限られています。
フィットネスセンター自体の営業時間は毎日5:00~22:00ですが、サウナの場合は、7:00~22:00(最終受付21:30)となっており、朝サウナも可能です!
ホームページでは予約制となっていましたが、フロントに確認したところ、空いている時は直接フィットネスセンターに行けばOKで、特に予約は不要とのことでした。
営業時間が比較的長い方なので、どこかでサクッと利用することも可能なのではないでしょうか?
帝国ホテル東京のサウナ・大浴場の利用料金
帝国ホテル東京のサウナの利用料金は利用するサービスによって異なります。
プール・サウナ | 1,100円 |
---|---|
フィットネスセンター(ジム) | 1,100円 |
両方利用 | 2,200円 |
同伴者の場合 | 5,500円 |
いくつか東京の高級ホテルのサウナを巡ってきましたが、1000円台で入れるのはかなりリーズナブル!
しかもプールとサウナ・大浴場が両方利用できるので、時間に余裕があればさらに充実して過ごせますね。
今回は出張ついでで時間もなく、やむなくサウナ・大浴場のみを利用しました。
サービスアパートメントのスタジオツインに1泊!
今回は普通のお部屋を利用する財力がないため(笑、帝国ホテルの中でも、定期利用で宿泊できる「サービスアパートメント」のスタジオ ツインに1泊してきました!
サービスアパートメントのお部屋は、本館ではなく、サウナと同じタワー棟の21階以上にあります。
お部屋の中はこんな感じ。
30㎡のお部屋で、シンプルかつちょっと古びた感はありますが、中は非常にキレイに清掃されており、出張目的なら十分すぎるほどのお部屋です。
ベットには高級感はあまりありませんが、思ったよりフカフカで実用性は申し分なし。
電動カーテンやエアコン、照明はすべてコントロールパネルでワンタッチで行えて便利!
窓から夜景をパシャリ。やはり21階ともなると眺めはバツグン。
備え付けのお茶やコーヒー紅茶とかはたぶん普通の部屋と同じ。ミネラルウォーターが1リットル置いてありました。
浴室は一部ユニットバスタイプもあるとのことでしたが、宿泊時はセパレートでこれまた十分すぎる設備。
浴室のアメニティも箱入りで全て揃っており、不満はまったくナシ!
さらに、各階にある共用利用スペース「コミュニティルーム」では、電子レンジやトースター、洗濯乾燥機が利用でき、朝食時間帯には、ちょっとしたサイズのパンも配布されています。
ラグジュアリー感が不要で、出張やちょっとした旅行などで利用するのならならば申し分ないサービスと設備ですね!
サウナ&大浴場への入場ルール
チェックイン時にサウナを利用したい旨を伝えると、入場ルールは次のようなものでした。
- フィットネスクラブはタワー棟の20階
- 予約不要でそのまま入場OK
- ルームカードの持参が必要で支払いは部屋付けOK
フィットネスセンターとプールの混雑状況は部屋のタブレットで確認できるのでこれも便利!
サウナの混雑まではわかりませんが、参考になりますね!
タワー棟のエレベーターで20階へ向かいます。
本館から向かう場合は、一度タワー棟に入る時にルームキーをかざす入り口を通ってエレベーターに乗り込みます。
入り口~ロッカールーム
20階に降りると右側すぐにフィットネスセンターがあります。
入り口に行くとすぐ受付があり、サウナを利用したいと伝えると、申込書に名前と部屋番号を記入。
ルームカードを見せて引き換えにロッカーキーを貸してもらえます。
一旦靴を脱いでからまずはロッカールームへ。
古めかしさは一切なく、クリーンなロッカーですね!
フィットネスセンターの中はこのような構造になっており、サウナと浴室はロッカーのすぐ奥にあります。
タオルやバスタオル類は別の棚から取り放題。
唯一、バスローブだけは係員の方に言付けるとすぐ持ってきてもらえます。
浴場のすぐ前には脱衣場があり、ここでバスローブを預けることも可能です。
さっそくサウナにINします。
サウナ
浴室に入ってすぐ右側にサウナ室があります。
ちょっと分厚い扉を開けて入ると、上下2段で3人がけのスペースがあります。
専用のサウナマットなどはありませんが、座席ごとにゆとりをもってタオルが轢かれており、混雑してもゆとりはありそうですね!
サウナ室の中は年季の入った木の雰囲気に圧倒されますが、不思議とサウナ臭はほとんどなく、かなり快適です。
正面には温度計と12分計があり、テレビはない静かな空間。
一番右ににサウナストーン入のヒーターが鎮座しています。
まずは下段に座って温度計に目をやると、温度は90~95℃ほどをウロウロ。
ホテルのサウナにしては標準よりわずかに高い温度ですが、体感的には苦しくなく、非常に心地よさがある…!
温度と湿度のバランスがとにかく絶妙で、ドライでもなく、かといって過度な蒸され感もない不思議な快適さがあります。
高温なインパクトはないので、ヘビーサウナーには物足りないかもしれませんが、逆に言えばビギナーからでも長く楽しめそうな万人向けのサウナ。
ある意味日本最高クラスのホテルにふさわしい(笑、環境設定だと思います。
1セット目は旅の疲れもあってゆっくりと長めに10分間。
静かな空間で、訪問時は他にお客さんもいなかったので、ゆったりまったりと一人サウナを満喫します。
2~3セット目は、さらに上段にチャレンジ。
幾分体感温度も上がって楽しめるので、とにかく高めの温度が良い方は上段からのスタートがおすすめ。
各セット8~9分ほど堪能し、たっぷり発汗させていただきました!
水風呂も絶妙水温でまったりクールダウン
サウナ室の前には浴槽が2つあり、手前が水風呂になっています。
2人ほど入れるこじんまりとしたサイズで、水温計では16℃とこれまた冷たすぎず、ぬるすぎない、サウナの室温に見合った絶妙な水温でタマラン!(笑
シングル水風呂とか流行していますが、やはりこれくらいの水温のほうがじっくり体の奥まで冷やすことができます。
側面には昔の銭湯によくあったような蛇口が2つあり、極冷水と常温水で水温を調整しているようでちょっとしたレトロ感も味わえます。
隣の浴槽はジャグジー仕様になっていますが、水圧はやや弱めで、ちょっと物足りないかも…。
ただ、湯温は40℃ほどで、サウナ上がりにもきつくない温度でじっくりつかれました!
洗い場
洗い場は全部で4つあり、シャワーの出もしっかり。
スパで標準的なアメニティもそろっています。
数十分おきにスタッフが巡回してメンテしているのはさすがです。
外気浴代わりのラウンジでゆっくりとととのう
帝国ホテルのサウナは全て屋内のため、外気浴まではできません。
その代わりに浴室のすぐとなりにラウンジがあり、バスローブをまとって休憩できちゃいます。
4席ほどのリクライニングシートが円形に置かれた小ぶりなスペース。
ワタシは1セット→水風呂でクールダウンした後、都度バスローブを着てゆっくりとととのいタイムに…
ロゴが大きく書かれたバスローブが分厚い…
ラウンジには新聞などが置かれ、テレビも視聴可能。
ミネラルウォーターもあるので水分補給も可能です。
パウダールーム・アメニティ
パウダールームも完備ですが、アメニティは
- アフターシェーブローション
- 乳液
- ヘアトニック
- 整髪料
程度のため、歯ブラシやカミソリなどは置いていませんでした。
手ぶらとはいきませんが、必要なアメニティがあれば部屋から持っていきましょう。
まとめ
帝国ホテル東京のサウナについてご紹介しました。
宿泊者のみが入れ、料金は1,100円とリーズナブルで朝から夜までサ活できます。
中の設備は、小規模な浴場という感じで特別新しいわけではありませんが、常に清潔にしてあり、なにより、サウナの温度湿度の設定が快適で誰でも入りやすいのが魅力的!
ちょうどよい水温の水風呂も完備で外気浴代わりのラウンジもあって、しっかりとしたサ活ができました!
宿泊ついでに時間がある方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?