こんにちは、サウナビ2号です。
先日、三重県は多気町にある総合リゾート施設「VISON(ヴィソン)」併設の「HOTEL VISON」に1泊2日で宿泊してきました!
宿泊者は温浴施設「本草湯」には無料で何度でも入れるので、朝から晩まで合計3回入浴しまくってきました!(笑
このページでは、本草湯がどんなところかご紹介するとともに
- 値段や割引クーポン情報
- アメニティやお風呂の内容
- サービスの特徴
などを、じっくり行きこんだ目線からお届けしたいと思います!
本草湯に興味のある方はぜひご覧ください!
こんにちは、サウナビ2号です。先日、三重県は多気町にある総合リゾート施設「VISON(ヴィソン)」に行ってきました!VISONは、マルシェや飲食店、アトラクションが集う広大な施設ということもあって、じっくり楽しもうと、併設の[…]
本草湯は温泉ではなく、サウナも設置されていない渋い温浴施設
多気VISONは、マルシェや飲食店、ホテルなどが広大な敷地の中に点在する複合リゾート施設で、「アクアイグニス」と同じ運営母体となっています。
そのなかでも本草湯は、日帰り入浴も可能な温浴施設です。
三重大学とロート製薬株式会社が連携し薬草湯のレシピを開発し、完全な薬湯だけにこだわった渋すぎる施設。
そのため、本草湯は温泉でもありませんし、サウナも設置されていません。
浴場としては非常にシンプルで、薬草のお湯をひたすら楽しむために作られた空間…といったところでしょうか?
サウナがあると、どうしてもそっちに行ってしまいますからね(笑
本草湯の料金・割引クーポン情報
本草湯を日帰りで入浴する場合の料金は次のとおりです。(税込)
- 大人(中学生以上):800円
- 小人(3歳~小学生):400円
- 3歳未満は無料
またフラッと寄ったときのためにレンタルタオルも用意されています。
- フェイスタオル:100円
- バスタオル:200円
HOTEL VISON宿泊者の場合は、入場のたびに新しいタオルとバスタオルを無料で貸してくれるので、わざわざ部屋から持ってくる必要がありません!
割引料金で入るにはクーポンを活用!JAF、イオンカードを持ってればお得!
本草湯に割引価格でお得に入るにはVISON内にあるお店に置いてある割引クーポンを活用しましょう!
すべてのお店にはあるわけではありませんが、2~3店回ればどこかにクーポン見つかるかもしれません。(ワタシはクリンスイの店で見つけました)
- 大人:200円割引
- 子供:100円割引
さらに、JAFカードか、イオンのクレジットカードを持っていたら、同じ金額が割引される上に、タオルのレンタルサービスまでついてきます!
- 大人(中学生以上):通常料金800円→600円(税込)+フェイスタオルレンタルサービス
- 子供(3歳~小学生まで):通常料金400円→300円(税込)+フェイスタオルレンタルサービス
チケットと併用はできませんが、イオンカードを持っていたらぜひ提示してみましょう。
アクセス・ロケーション
本草湯は、VISONの広大なエリアの中で小高い山の上に位置する宿泊施設「ホテルVISON」のレセプション(フロント)の隣に位置しています。
お客さんが多く集うマルシェやレストランエリアから行く場合は、ホテルフロントへのエスカレーターをなんと10階分延々登っていく必要があります!
日帰りで入浴する場合は一度駐車場から車を出して丘を登った駐車場に停めるのもありですね!
VISONの入り口近くには本草湯への案内看板が出ているのでグイグイ登っていくと、入口前に砂利の駐車場に停めることができます。
駐車料金は2時間無料になっています。
本草湯にあるアメニティ
- ボディソープ
- シャンプー
- コンディショナー
はVISONオリジナルブランドのアイテムが設置され、シャクヤクエキス配合でクオリティも高いです。
ただし、パウダールームのアメニティは、
- ドライヤー
- ハンドソープ
といったスーパー銭湯レベルのアメニティしかないので、化粧水や乳液などが必要な場合はご自身で用意が必要です。
ここからは施設の特徴と、お風呂の特徴をじっくりご紹介します!
入り口~フロント
平屋の和モダンな建物がお出迎え。
中に入ると、一転、白一色で整然と彩られたシューズロッカーが眩しいですね。
壁面には全体マップが描かれていてわかりやすいです。
靴箱に靴を入れてロッカーキーをもって長い廊下をテクテク。
フロントまでの廊下にはマッサージが受けられるリフレサロン(40分6,600円~)や休憩可能なベンチが並んでいます。
フロントで料金を支払ったらQRコードが書かれた紙を渡され、横にある自動改札機にかざして入場。
宿泊者は紺の館内着でも入場可能で、ルームカードを提示したらタオルとバスタオルを貸してくれます。
光陰の湯と水鏡の湯の2種類で、1日単位での男女入れ替え制になっており、この日の男湯は光陰の湯。
まずはロッカールームへと向かいます!
ロッカー・パウダールーム
圧倒的に広く、混雑してても一定のゆとりを持ちながら着替えできます。
シューズロッカーと同じく白で彩られたロッカーが左右に分かれてシンメトリーに配置され、パウダールームが真ん中に走っています。
左右両方とも設備がまったく同じ位置にあるため、ミラーの前に立つと、なんだか透き通っているような不思議な立体空間に見えるのがスゴイ!
ロッカーはコインレスでどこでも使え、早速脱衣して浴場へ向かいます!
光陰の湯
入った途端に、さながら湯治場のような厳粛かつ荘厳な雰囲気に包まれています。
進むたびに雰囲気がガラリと変わるので、視覚的には驚きの連続。
中央には縦に並んで浴槽が、左右にはこれまたシンメトリーに洗い場が整然と立ち並んでいます。
漆黒と木目のトーンがとにかく渋すぎる…。
窓もない密閉された空間ですが、屋根が高く、吹き抜けのような感じがあり、圧迫感は少ないです。
内湯
内湯の入り口にはまず手水舎のようなヒノキ仕様のかけ湯があり、その奥に鉱石の湯、薬草湯の2つの浴槽があります。
鉱石の湯
手前にあるやや小さめの鉱石の湯は、一番ぬるくて39℃くらい。
アクアイグニスでも人気のミネラルミスト浴「ルフロ」と同じお湯が使われています。
ごく薄く琥珀のような色がついていますが香りはあまりありません。
ぬるいので最初に体が慣れるまで入るには最適のお湯でちょっと長めに入っていると体が温まってくる不思議なお風呂ですね!
薬草湯
薬草湯はヨモギや温州ミカンの皮やビワの葉などを調合したオリジナルの薬草袋が10個ほど浮かんでいます。
よくある薬草湯かな?と思っていたけど、漢方のきつい匂いは少なく、むしろ上品な香りが漂っていてどちらかといえばライトに癒やされる香り。
健康ランドにある漢方薬湯よりも色は薄く、濃厚な薬草感を期待している人にとってはイメージがちょっと違うかもしれません。
ロッカールームの注意書きには肌がピリピリするかも…と書かれていましたが、ワタシは特に何も感じません。
とはいえ赤ちゃんの入浴は推奨されておらず、赤ちゃん用に専用のベビーバスが設置されているほどでした。
温度は鉱石の湯よりも少しだけ高いですがそれでも40℃くらいのお湯で、鉱石の湯で慣れた体にはさらに長湯できる温度。
密閉されているように見えるが、壁面からは外気が取り込まれているので、熱気や息苦しさはありません。
洗い場は左右の列に合計60席ほど並んでおり、混雑しててもそれなりに余裕があるのではないでしょうか?
露天風呂
ひととおり内湯を堪能したら左側にあるドアを開けて露天風呂のエリアに向かいます。
屋根付きで、縦は短く、横が極端に長い浴槽があり、見た目は25mプールのような感じ(笑。
ざぶんとつかってみると、温度は薬草湯とほぼ同じか、ぬるいくらい。
目に飛び込む先には山々の景色が一望でき、荒削りな植栽感もあって露天風呂というよりも、野天風呂といった雰囲気が味わえます。
横長の浴槽だと目の前を他人に遮られることもなく、どこで入ってもじっくりと景色を眺められるのもいいですね!
夜は夜で、必要最低限の照明だけに抑えられ、ほぼ暗闇の中、虫の音を聞きながら静かにお湯を楽しめ、喧騒から開放されたひとときを味わえます。
露天風呂には七十二候に合わせて5日ごとに薬草が定期的に変更され、ロッカールームでその日の種類が紹介されています。
入湯時は和紅茶とハッサク、薬草とはまた違う香ばしさがうっすら漂っていました!
水鏡の湯
翌朝3回目に入湯すると、男女入れ替えによって水鏡の湯にも入ることができました!
浴槽の種類は光陰の湯と同じですが、内湯からは露天風呂が見える大窓があり、光陰の湯と違ってより現代的な作り。
露天風呂は光陰の湯よりも広く、奥には水盤と呼ばれるインフィニティプールのような池が広がり、さらに奥には岩場と山々の大自然!
内湯から景色を見ても、まるで空と水面が一体化して見えるような設計がされているそうです。
当日はあいにく雨でしたが、それでも雨粒によってゆらゆらと揺れる水面がとても幻想的に見えました!
七十二侯の間(休憩エリア)
浴室を出ると、本草学者の休息をイメージしたという、竹が72本埋め込まれた七十二侯の間で休憩をすることができます。
畳敷きで寝転びながらゆっくり休憩することもでき、浴室直結なので待ち合わせにも最適。
下から見上がるとインスタ映え確実な見た目ですね!
側にはクリンスイの給水器で水分補給もできます。
ショップ・カフェ
フロントの手前には浴室にもあるVISONオリジナルのアメニティや辻󠄀口シェフのグッズなどを購入することができます。
さらに横にはシンプルなカフェも併設されており、クラフトコーラなどのオリジナルドリンクを、ブックサロンで読書しながら楽しむことができます。
一番奥には笠原将弘プロデュースの「笠庵 賛否両論」が併設され、1000~2000円前後でランチもいただくことができますよ!
まとめ
温泉でもない、サウナもない、アトラクション要素には欠ける施設ではありますが、純粋にナチュラルな薬湯を楽しむという意味では突き抜けたインパクトがあります。
建物や設備のデザイン性もとてもモダンかつおしゃれ、入り口から視覚的に楽しめる要素がありますね!
清潔度はピカイチなことはもちろん、館内も騒がしくなく、静寂の中、つつましくお湯をただただ楽しむには最高の施設といえるでしょう。
反面シンプルすぎて物足りないと思う方もいらっしゃるかもしれません。
特に、長湯はあまり推奨されていないとのことですが、せっかく来たからにはできるだけ長く楽しみたいと思うのはワタシだけでしょうか…?
そういう意味では露天スペースに椅子やベンチなどがあれば、なお雄大な景色を満喫できたのになぁと思いました。
こんにちは、サウナビ2号です。先日、三重県は多気町にある総合リゾート施設「VISON(ヴィソン)」に行ってきました!VISONは、マルシェや飲食店、アトラクションが集う広大な施設ということもあって、じっくり楽しもうと、併設の[…]